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進化を続けるシステム天井!システム天井を解説

2020/08/15

オフィスの天井の多くは、枠組みの表面に天井ボード材を取り付けた「吊り天井」で仕上げられています。
吊り天井には、従来工法天井やシステム天井などさまざまな種類があります。今回は、その中で「システム天井」の特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。

 

システム天井とは?従来工法天井との違い


昔から施工されてきた従来工法天井では、天井ボードをビスやタッカーで留めています。しっかりと固定できる反面、ビスで天井に傷がつく、照明などを設置すると後から移動が難しくなるなどのデメリットがあります。
システム天井は、吊ボルトを垂直にたらして特殊な枠組みを作り、そこに天井ボードを設置していきます。施工が簡単な上、照明や空調、パーテーション、スピーカー、火災感知器、スプリンクラーなどさまざまな設備を一緒にはめ込んでセットできる特徴があります。
オフィスビルではテナントが変わったり、部署の配置換えや規模拡大によるレイアウト変更をしたりすることもありますよね。システム天井ははめ込み式なので、配置の変更があっても自由に対応することが可能です。

 

システム天井の種類とメリット・デメリット

システム天井は枠組みの形によって「グリッド型」と「ライン型」の2種類に分けられます。

 

グリッド型システム天井

60×60cmほどのグリッド(格子状)の枠組みに正方形パネルをセットしていきます。天井パネルを格子内に設置するだけの簡易工法なので工期を大幅に短縮でき、天井裏の保守・点検も簡単にできます。
また、天井パネルの4辺を、天井から吊るTバーに乗せこんでいるため落下しにくくなっています。ただし、大地震の際にはパネルが落下する可能性もあり、従来型と比べると吸音性が低いというデメリットもあります。

 

ライン型システム天井

横長のパネルを並べたライン型システム天井は、グリッド型と比べてすっきりとした印象に仕上がります。従来工法と同じ天井材が使用できるため、部材の調達がしやすくコストを安く抑えられます。
天井パネルに平行して照明を設置するので、照明の設置場所を縦から横に変更することはできません。また地震の時にはグリッド型と比べて大きなパネルが落下する危険性があるので注意が必要です。

 

デメリットに対応する最新のシステム天井


施工が簡単で機能性に優れたシステム天井ですが、従来の天井と比べて耐震性などのデメリットも指摘されてきました。しかし、最近では軽量化や、柱に骨組みを追加する「耐震ブレース」を行うことで耐震性をアップさせたり、吸音性や断熱性能に優れた天井材の開発などが行われたりと、システム天井も進化し続けています。
広い面積を占める天井は、オフィスの印象に大きな影響を与えています。普段は意識することの少ない天井ですが、業務に集中できる快適な環境づくりのためにも、天井について見直してみてはいかがでしょうか。

 

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