大建工業のシステム天井の特徴は?|東京・千葉・福岡でシステム天井工事、店舗・オフィス内装はSEED

03-6638-8530 03-6638-8530 03-6638-8530

お役立ちコラム

大建工業のシステム天井の特徴は?

2021/02/20

今回の記事では、エクステリアや住宅建材などを製造・販売する、大建工業株式会社の「システム天井」の特徴や、それを使用するメリットなどを紹介しています。施工が簡単で照明や空調などの様々な設備とも一緒にはめ込みセットできる「システム天井」の魅力についても解説していきますので、参考にしてください。

 

システム天井とは

システム天井というのは、下地や枠に組み込みセットするように製造された天井材のことです。天井裏に設置される照明や空調などの設備なども一体にして組み込むことで、施工を容易にしてくれる他、メンテナンスをしやすいというメリットも持ち合わせています。
システム天井は一般住宅よりもオフィスなどで利用されることがほとんどですが、その理由はオフィスに求められる機能とマッチしているからです。

システム天井は、住宅建材の開発を手掛ける多くの会社によって製造・販売されています。
今回は、大阪府大阪市に本社を構える「大建工業株式会社」が製造を手掛けているシステム天井を徹底解説します。

 

大建工業のシステム天井を使用するメリット

大建工業株式会社では、これまでにも様々な天井材を開発し世に送り出しています。
大建工業のシステム天井の特徴・メリットについて見ていきましょう。

 

施工スピードが速い

大建工業では、できるだけシステム天井を施行するスピードを速められるようにいろいろな工夫を凝らしています。
差し込み式のTバーをジョイント部に設置することで、施工をしやすくして工期を短縮できます。
さらに、規格化された部材や仕上げ材を使用することにより、工事管理もしやすくして、安定した工程を組むことも可能にしてくれます。

 

コストを削減できる

大建工業では、標準化されたモジュールによる部材のロスを実現しています。
それが廃材や不要材の大幅減少にもつながり、全体的な諸経費を削減させ、コストダウンを図れます。
施行もしやすく、廃材などを捨てる手間も省けることから、工事現場ではもっとも経費がかかる人件費を減らすことができます。

 

大建工業のシステム天井のタイプ

大建工業のシステム天井には3つのタイプがラインナップされています。

 

グリッドタイプ

グリッドタイプは、大建工業の「クロスシリーズ」のシステム天井材で、シンプルでスピーディーな施工を実現します。
Tバーでグリッド(格子)を構成して、天井材や照明や設備機器などを落とし込む工法となっています。
それによって施工性を向上させ、工期を短縮できます。
また、4辺をTバーに乗せこんでいることから、落下がしにくくなっていて、耐震性にも優れています。

 

ラインタイプ

ラインタイプは、大建工業の「ラインシリーズ」のシステム天井材で、施工の合理化と簡素化が図れるようになっています。
Tバーを同一方向に組んで、長さ1,600mm以下の普通サイズの天井材を乗せる工法です。
天井面に設置する照明や設備機器を設備ゾーンに集中させことにより、施行をしやすくしています。

 

長尺ラインタイプ

長尺ラインタイプも、大建工業の「クロスシリーズ」のシステム天井材で、スッキリとした印象の天井面を実現してくれます。
ラインタイプと同じくTバーを同一方向に組みますが、長さ3,000mm程度の天井材を乗せる工法となっています。
天井面の設備ゾーン間を一枚の天井材で仕上げることにより、スッキリ感を出すことができます。

 

「ダイロートン」の特徴( ※「ダイロートン」は大建工業(株)の登録商標です 。 )

オフィス内では、話し声や電話の着信音やエアコンの空調音などの雑音があふれていますので、できるだけ快適にオフィスワークができるようにしたいですよね。
大建工業では、特に吸音性を高めることを重視したシステム天井「ダイロートン」というものがあります。
その特徴について、解説していきましょう。

 

吸音性が高い

ダイロートンの表面には複数の吸音穴が空いていますが、それがオフィスの中の様々な騒音を吸収して、快適な環境を実現してくれます。
ダイロートンは、耳障りな中・高音域を抑える優れた吸音性を備えており、残響時間を適正にコントロールできるように設計されています。
ダイロートンはソフトに音を吸収して、人間がもっとも感じる周波数帯の残響を抑えてくれるのです。
分かりやすく説明すると、ノイズを軽減させて明確に人の声を聞き取りやすくしてくれます。

 

火災に強い

ダイロートンは、火災にも強く有毒ガスも出にくい材質で構成されています。
国土交通大臣認定の不燃材でもあり、一般的な塩ビクロスと比較しても一酸化炭素の発生が4分の1程度に抑えられ、煙濃度も微量となっています。

 

省エネ化に貢献

ダイロートンは、石膏ボードに塩ビクロスを貼った天井と比較すると、5倍ほどの断熱性があります。
それにより、室内の冷暖房効果を高めることができて、冷暖房のロスを抑え、省エネ化に貢献します。

 

まとめ

今回は、大建工業のシステム天井について紹介しました。
オフィスに欠かせないシステム天井、その建材部分にもこだわることで、快適なオフィスをつくることができます。
施工の面だけでなく、オフィスで過ごす人にとっても、大建工業の建材はメリットが大きいものとなっていますので、システム天井の工事の際には使用を検討してみてください。

関連記事

  • ジプトーンとは?ジプトーンを使うメリットとデメリットを解説ジプトーンとは?ジプトーンを使うメリットとデメリットを解説 みなさんは「ジプトーン」をご存知でしょうか?ジプトーンとは化粧石膏ボードの商品名のことで、天井の素材として使われます。ジプトーンには様々なメリットがあり、広く普及しています。ただ、ジプトーンが具体的にどのようなものかは意外と知られていないのではないでしょうか。 みなさんの中に […]
  • 内装の耐用年数は何年?正しい減価償却で節税しよう オフィスや店舗の内装工事を行う際、配慮しておかなければならないのが「減価償却」です。資産は法定耐用年数をもとに、適切に減価償却していく必要があります。 今回は減価償却のポイントや、その基準となる耐用年数について見ていきましょう。   減価償却は、固定資産の取 […]
  • 免震構造の仕組み|制震構造との違いやメリット・デメリットも解説免震構造の仕組み|制震構造との違いやメリット・デメリットも解説 地震大国といわれる日本では、これまでにさまざまな対策が行われてきました。 その一つが、1980年代に実用化された「免震構造」という建築の仕組みです。 免震構造といっても、あまりピンとこない方もいらっしゃると思います。 免震構造とは、建物と基礎の間に特殊な素材を入れて、地震 […]
  • Tバーとシステム天井の関係は?バー材や野縁について解説Tバーとシステム天井の関係は?バー材や野縁について解説 一般住宅の多くは、木造の在来工法によって建築されています。そのため、天井も大工さんが専用の木材を使用して組み立て、そこにボードとクロスを貼って仕上げるのが一般的です。しかし鉄骨造りやRC造の建物では、軽天材を使用した「吊り天井」が用いられています。ここでは、吊り天井の1種である […]
  • ロックウール断熱材のメリット・デメリット・危険性を徹底解説!ロックウール断熱材のメリット・デメリット・危険性を徹底解説! みなさんは「ロックウール」をご存じでしょうか? ロックウールとは繊維系断熱材の一つで、繊維と繊維の間に空気を閉じ込めることで熱が伝わりにくくしているのが特長です。 ロックウールは優れた特性を持っているため、今やほとんどの建物に使用されています。 この記事では、ロックウール […]
  • システム天井はこうやって組む!設置の流れや注意点を紹介 SEEDが専門的に施工を手掛けているシステム天井は、多くのオフィスや施設で採用されています。施工が容易で工期が短く、経費も削減することが可能です。 加えて、レイアウトの自由度の高さやメンテナンスの簡便さといったメリットもありますが、実際の設置方法まではご存じない方が多いの […]
036638853003-6638-8530

受付時間 9:00~18:00 (日曜日定休日)

お問い合わせ・お見積り
pagetop