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内装業に資格は必要?おすすめ資格+資格取得のメリットを解説

2022/03/31

内装業の仕事内容は、軽鉄工事・クロス貼り・塗装など多岐にわたります。
そんな内装業を行うのに、「資格」は必要なのでしょうか?
疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

結論からいうと、内装業を営むこと自体には、これといった資格は必要がありません。
ただし、規模が大きい内装工事を行うには、建設業許可の資格が必要です。

また、持っていると、内装業を行う上で、さまざまなメリットを享受できる資格もあります。

この記事では、内装業に関係する資格について分かりやすく解説します。
内装業に関する資格が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

内装業に資格は必要?おすすめ資格+資格取得のメリットを解説

 内装業には資格が必要?

基本的には、内装業を行うのに、特別な資格は必要ありません。
建設業法では、軽微な工事(内装工事を含む)については、特別な資格や許可がなくても請け負うことができると定めているからです。

「軽微な工事」とは、具体的には以下の条件に当てはまるものをいいます。

・工事1件あたりの請負代金が1,500万円未満
・延べ面積が150平米未満の木造住宅工事
・建築一式工事以外については、1件の請負代金が500万円未満の工事

上記の条件以上の規模の工事を請け負う場合には、建設業許可の資格が必要です。

 大規模工事では内装業でも資格が必要!

資格がなくても行える「軽微な工事」以外の、規模の大きい内装工事を請け負うには、建設業許可の資格が必要になります。
建設業許可は、工事1件ごとに取得するのが一般的です。

建具工事や内装仕上げ工事などを行う内装業者が建設業許可の資格を得るには、次の二つの条件を満たさなくてはなりません。
➀各営業所に専任技術者を置くこと

②施工をするにあたり主任技術者を置くこと

※専任技術者とは、特定の営業所に常勤して職務に従事する技術者のことをいいます。

内装業のおすすめ資格・3選

内装業を行うこと自体には、特別な資格は必要ありませんが、持っているとさまざまなメリットを享受できる資格があります。
ここでは、内装業のおすすめ資格を3つご紹介します。

内装仕上げ施工技能士

「内装仕上げ施工技能士」は、国家資格である技能検定制度の一つであり、都道府県職業能力開発協会が実施する、内装仕上げ施工に関する試験(実技と学科)に合格すると付与されます。

1級から3級までのレベルがあり、各級の試験に合格すると、各級に相当するレベルの工事に内装仕上げ施工技能士として携わることができます。

内装専門業者・リフォーム会社・工務店などで仕事をしている職人や管理者のスキル向上に最適の資格だといえるでしょう。
受験資格として、一定の実務経験又は養成学校の卒業が必要になるため、詳細を確認してくださいね。

 建築施工管理技士

「建築施工管理技士」は、国土交通省が管轄する施工管理技士国家資格の一つで、1級と2級があります。
合格すると、施工現場で「主任技術者」「監理技術者」という重要な役割を担えるため、内装工事の管理者に最適の資格です。

1級と2級では試験(学科+実技)の難易度が異なるため、実務経験の年数や技量レベルによって受験する級を選ぶと良いでしょう。

また、こちらの資格を持っていると、大規模な内装工事を行う元請け会社への転職にも有利になるため、内装業界でのキャリアアップを目指している方にもおすすめです。

 建築士

「建築士」とは、建築物の設計および工事監理を行う職業の国家資格で、一級・二級・木造の3つの資格があります。
建築士資格の大きなメリットは、建築設計を行える点にあります。

施工管理および建築設計の専門知識が認められるため、幅広い業務に携わることができます。
こちらの資格を持っていると、大手の建設会社や内装業者だけでなく、設計事務所にも就職が可能となるため、内装に関するさまざまな業務をやってみたい方に最適です。

建築士試験は学科と実技があり、合格率は毎年10%~30%前後と、なかなかの狭き門です。

内装業の資格を取得するメリット

これまでご紹介した資格を取得すると、内装業を行う上で次のようなメリットが得られます。

大規模な工事を担当できる

資格を持っていると、「監理技術者」や「主任技術者」という大規模工事の担当責任者になることができます。
そのため、施工の難易度は高くなりますが、プロフェッショナルとしてのやりがいを感じつつ大型の案件に取り組めるようになります。

年収アップにつながる

国家資格を持っていると、企業によっては昇給や昇進に有利になる場合があり、試験合格で特別手当が支給されることもあります。
資格を持っている人は昇進の対象になりやすく、周囲からの期待値も高いため、内装業界でのキャリアアップや年収アップを図りたい方におすすめです。

就職・転職の際に有利

就職や転職の際に有利であることも、資格取得のメリットの一つです。
国家資格を持っていると、有資格者として就職希望先と有利な条件交渉ができるため、大手内装会社などへの就職・転職を希望する方に最適です。

まとめ

以上、内装業に関係する資格についてご紹介しました。

資格を持っていると、「仕事の幅が広がる」「収入アップにつながる」「就職・転職の際に有利」など、さまざまなメリットがあるため、スキルアップやキャリアアップを求める方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

国家資格の試験には、一定の実務経験などの受験資格が定められているため、受験の際には事前に詳細を確認してくださいね。

もし、内装工事を検討中の方がいらっしゃいましたら、「株式会社SEED」にぜひご相談ください。

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