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【感染対策】飛沫感染を防ぐには、システム天井への間仕切り設置が有効です!

2020/09/03

新型コロナウイルスの感染拡大以降、オフィスにおける感染対策は必須となりました。多くの人が働くオフィスでは、感染リスクが高いのは言うまでもありません。そこで今回は、間仕切りを使った感染対策をご紹介します。

 

オフィスでの飛沫感染対策には「仕切り」が有効


ウイルスの感染経路として、特に注意しなければならないのが「飛沫感染」です。咳やくしゃみを介してウイルスが感染するわけですが、普通に会話していても細かい唾は飛んでしまいます。そのためオフィスでは、最低でも2mの間隔を空けて着席するよう指導されているのです。対角や横並びの配置、そしてテレワークやローテーション勤務で出社する人を減らすのも効果があります。
ただ、どうしても対面に座らざるをえなかったり、テレワークを導入できなかったりすることもあるでしょう。また、横並びで距離を置いて座ったとしても、飛沫を浴びるのを完全に防げるわけではありません。そこで推奨されているのが、席の間への「仕切り」の設置です。これなら飛沫を物理的に防ぎ、感染リスクを大きく抑えることができます。

 

間仕切りは欄間が空いているかどうかで使い分ける

簡易的に席の間を仕切る方法としては、アクリル板やビニールカーテン、ダンボールなどの設置が挙げられます。そして、より本格的に対策を考えたい場合に推奨されるのが、間仕切り(パーテーション)の設置です。従来は、なるべく開放的な空間が好まれていたかもしれませんが、今後は考え方を変えていかなければなりません。
では、どのような間仕切りを設置すればいいのでしょうか? 間仕切りにはさまざまな種類がありますが、感染対策をする上で注目したいのは、「欄間」の空きがあるかどうかです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

欄間が空いているタイプ

上部の1/4〜1/5程度が抜けているタイプの間仕切りです。部屋を区切っても、ある程度空気の流れを維持できます。感染対策では換気も非常に重要なので、部屋を小さく区切る場合に向いているでしょう。ただし、遮音性に難があるため、室内の会話が漏れてしまう可能性があるのがデメリットです。

 

欄間が空いていないタイプ

こちらは天井までしっかりと区切られており、隙間がないタイプです。セキュリティ性能が高く、会議室などへの設置に適しています。ただ、空間が完全に区切られてしまう関係上、状況によってはエアコンや照明を増設しなければなりません。また、あまり小さく区切ると密閉空間に近くなり、感染リスクが高まります。ある程度広い場所を囲うのに向いているでしょう。

間仕切りを設置するなら天井の種類も確認!

間仕切りを設置する上で重要になるのが天井の種類です。天井の種類によっては、簡単に間仕切りを設置できる場合もあれば、一定の加工が必要な場合もあります。主な天井の種類をご紹介しますので、必要であれば間仕切りの前に天井の工事を行ってください。

ライン型システム天井

照明、スピーカー、火災報知器といった設備が一体化している天井です。天井板を移動させれば設備も移動できるため、レイアウト変更が比較的簡単に行えます。もちろん、間仕切りも簡単な工事で設置可能です。

 

グリッドシステム天井

格子状にパネルがはめ込まれている天井です。部分的に交換ができるため間仕切りが設置しやすく、費用も安く抑えることができます。

 

従来工法天井

昔から使われてきた天井です。間仕切りの設置を前提とした作りではないため、工事がしにくいのは否定できません。仮に工事をする場合、費用が割高になり工期も長くなる傾向にあります。今後のことも考え、間仕切りを設置しやすい天井へのリフォームも検討してみましょう。

 

まとめ

オフィスの利用方法や感染対策に割ける予算は、企業ごとに異なります。
自身の会社にあった対策を考え、着実に実行することが重要です。SEEDは天井仕上げ工事の専門家として、間仕切りに関してもサポートできますので、何でもお気軽にご相談ください。

 

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