マンションの天井に断熱材を入れて改修する方法を徹底解説!|東京・千葉・福岡でシステム天井工事、店舗・オフィス内装はSEED

03-6638-8530 03-6638-8530 03-6638-8530

お役立ちコラム

マンションの天井に断熱材を入れて改修する方法を徹底解説!

2021/11/30

マンションの天井などに、断熱材を入れられるのをご存じでしょうか?
マンションは、一戸建て住宅に比べると、冬は暖かく夏は涼しく過ごせる場合が多いですが、物件の構造や立地条件によって、冬はより寒く、夏はより暑くなることがあります。特に最上階は、外気に触れる面積が大きいため、気温の影響をもろに受けてしまいます。そうした場合には、天井に断熱材を入れるという方法で、住環境を改善できるのです。

この記事では、マンションの天井を断熱改修する方法や、断熱改修する際の注意点などについて、分かりやすく解説します。これからご紹介するポイントを押さえておけば、マンションの断熱改修を検討する際に役立つでしょう。

マンションの天井に断熱材を入れて改修する方法を徹底解説!

断熱材の役割とは?

断熱材とは、文字通り「熱の伝達を断ち切る機能を持つ素材」のことです。
マンションにおいては、熱の伝達経路の外気に接する部分「天井」「床」「壁」に施工します。ただし、隣の部屋や上下の部屋に接する部分は、外気とは考えられません。
断熱材を施していない場合、夏だと外気に接している箇所からエアコンの冷気が放出され、逆に冬だと暖房の暖気が放出されてしまいます。冷暖房のエネルギー効率の悪化を防ぎ、快適な住環境を保つためには、適切な断熱処理が必要なのです。

マンションの最上階が外気の影響を受けやすい理由

マンションの中でも、特に最上階が外気の影響を受けやすい傾向があります。最上階の外気に接する面積が大きいことが、その理由です。

特に夏場は屋上から猛烈な熱が伝わってくることで、昼間の室温が非常に上がってしまいます。また、マンションに使用されているコンクリートは、一度熱を持つと冷却するまでに時間がかかり、室内に熱を放射する性質があります。

こうした理由から、マンションの最上階は取り分け高い断熱性能が要求されるのです。古いマンションやアパートは、断熱性能が不十分なことがあり、そうした物件は入居後に断熱改修が必要になるかもしれません。

マンションの天井に断熱材を入れる

マンションの最上階を断熱改修するには、天井に断熱材を入れるのがおすすめです。
ここでは、マンションの天井の断熱改修の方法や断熱改修にかかる費用についてご紹介します。

マンションの天井の断熱改修の方法

天井の断熱改修では、天井裏に断熱材を入れるのが一般的な方法です。天井裏に断熱材を入れる工法には「敷き込み工法」と「吹き込み工法」の2種類があります。

「敷き込み工法」が、空気の通路をふさぐように断熱材を敷き詰めるのに対し、「吹き込み工法」は機械を使って断熱材を吹き込んでいく工法です。
吹き込み工法は、専門的な技術が要求されるため、敷き込み工法に比べると一般的に費用は高めです。ただし、敷き込み工法も作業が荒いと隙間ができて、断熱性能が下がってしまうため、専門の業者に依頼するのが無難といえるでしょう。

マンションの天井の断熱改修にかかる費用

天井の断熱改修にかかる費用は、以下の3点によって変わってきます。

・施工方法
・断熱材の種類
・天井を剝がすか否か

断熱材の種類には、主に繊維系と発泡プラスチック系があり、前者の方が比較的安いのが一般的です。また、天井を剝がして施工する場合は、剝がさない場合よりも倍近い費用がかかります。そのため、施工を依頼する際には、施工の方法を事前に確認することが大切です。

マンションの断熱改修をする際の注意点

最後に、マンションの断熱改修をする際の注意点をご紹介します。

建物の断熱改修の工法には「外断熱」と「内断熱」の2種類があります。
「外断熱」が建物の全体を断熱材で包み込む方式なのに対し、「内断熱」は建物の内部に断熱材を入れる方式です。マンションの場合、「外断熱」は共用部分の施工が必要になるため、個人が勝手に改修作業を行うことはできません。そのため、マンションの断熱改修を行う際は、専用部分で「内断熱」を行うことになります。また、いくら断熱改修をしたからといって、いつも部屋を閉め切っていては空気がよどんでしまうため、適切に換気を行うことが大切です。さらに自然光を適宜取り入れる採光も、重要なファクターになります。
断熱改修だけで全てが良くなるのではなく、室温・換気・採光など快適な住環境の条件の一つが断熱だととらえておくと良いでしょう。

まとめ

以上、マンションの天井の断熱改修について解説いたしました。マンションの最上階は、外気の影響を大きく受けるため、快適な住環境を整えるには必要に応じて断熱改修を行うことが重要です。

もし、天井の断熱改修を検討中の方がいらっしゃいましたら「株式会社SEED」に、ぜひご相談ください。

SEEDの店舗・オフィスの内装工事についてはこちら

関連記事

  • システム天井の施工面における安全対策とは? メンテナンスが容易で柔軟なレイアウト変更が可能なシステム天井。屋内空間でありながら天井であるため高所の作業になることや、軽量鉄骨などの長尺の躯体や電動工具を扱うため、入念な安全確保が必要になります。今回はSEEDで行っている施工時の安全対策についてご紹介します。 […]
  • 天井の防音対策の基本をチェック!上の階の音が気になる時はどうする?天井の防音対策の基本をチェック!上の階の音が気になる時はどうする? オフィスで仕事をしている時に、「上の階がうるさくて仕事に集中できない!」といったご経験はありませんか? 上の階から大きな話し声や足音などが聞こえると、うるさくて業務に支障をきたすこともありますよね。 そんな時は、天井の防音対策を行うのがおすすめです。 防音リフォームなど天 […]
  • スケルトン天井とは?メリット・デメリットを徹底解説!スケルトン天井とは?メリット・デメリットを徹底解説! 皆さんは「スケルトン天井」というものをご存知でしょうか?オフィスの天井はそこで働く人に対して意外に大きな影響を与えるものです。スケルトン天井について知ると、そのことがよく分かります。また、スケルトン天井のメリットとデメリットを知りたいという方もいると思います。そこで、本記事では […]
  • テナント工事は居抜き物件とスケルトンならどちらがおすすめ? オフィスを移転しようと不動産物件を探していると、「居抜き」と「スケルトン」という用語が目に入ります。今回はテナント工事により快適な空間をつくるためにはどちらを選択すべきなのか、プロの視点からご紹介します。   「居抜き」と「スケルトン」の違いとは? 「居 […]
  • 内装の耐用年数は何年?正しい減価償却で節税しよう オフィスや店舗の内装工事を行う際、配慮しておかなければならないのが「減価償却」です。資産は法定耐用年数をもとに、適切に減価償却していく必要があります。 今回は減価償却のポイントや、その基準となる耐用年数について見ていきましょう。   減価償却は、固定資産の取 […]
  • 日本で働きたい方は必見。技能実習生関連のよくあるトラブルと、企業をチェックするポイント こんにちは、江戸川区に拠点を置き内装仕上げ工事を行っているSEEDです。現在、ベトナムやマレーシアなどから多くの研修生が日本に働きに来てくれています。しかし、実際どんな企業で働くべきなのかがわからず、苦労している方も多いのではないでしょうか。 今回はそんな方のために、 […]
036638853003-6638-8530

受付時間 9:00~18:00 (日曜日定休日)

お問い合わせ・お見積り
pagetop